Last week, all of a sudden, a brand new review of our first album ‘Sniffin’ & Snatchin’” appeared online. Only five years since the release of this record, someone recently discovered it in Japan and goes without saying: we highly appreciate it! ソウル、ファンク、ジャズの間を、自由に往来すること。それは気ままなようで、実に難しいもの。この3者の往来には、確かな演奏力と真の理解を必要とするからだ。3者は近いようで、似て非なるもの。そのことを十分理解した上で、それぞれのグルーヴを体に染み込ませ、楽器やヴォーカルで表現しなければならない。理解した者だけが表現できる奥行きを、ザ・ソウル・スナッチャーズは持っている。彼らの演奏には、安定感とキレがある。ゆったりとしたソウル寄りの曲でも、ファンク色の強いギターやホーン隊により、聴き手を刺激する隠し味がある。一方、ジェームス・ブラウンを思い起こさせる“I Can’t Stand It”や“Good Foot Down”では、ファンクを前面に押し出した速い演奏で、聴き手を高揚させる。スロー&ファストを表現するためには、確固たる基礎が必要だ。基礎に表現力を加えただけで、景色は一変する。彼らの演奏は、そのお手本のようなものだ。
音楽を聴いたときに感じる奥行きというのは、可視化できない感覚的なもの。あいまいで手探りだからこそ、追い求めるのかもしれない。 – Jun 04 ,2012 UP (Ryota Matsumoto)




